ウォータースポット・イオンデポジット・クレーターとは

ウォータースポットって、良く耳にしませんか?
俗に言うウォータースポットとは、洗車でも落ちない白い雨ジミを指していることが多いのですが、実は、細かく言うと諸説あります。

その諸説の1つがウォータースポットとは、ボディー上に付着した水滴がレンズの代わりをして、太陽光を集束させ、クリア―層を通り越して 塗装面をへこませるというものです。 しかし、個人的には、太陽光を集束させると言っても、塗装表面よりももっと深いところに焦点が来るはずなので、 ほとんど影響を与えないと考えています。

また、別の分類では、油脂系の汚れが化学変化をして劣化させるのがウォータースポットで、水分中のミネラル分が水滴の蒸発とともに凝縮され 水滴の淵の部分に固着したものをイオンデポジットと言うようです。
これは、なんとなくしっくりくるので、私は、この分類の仕方が好きです。

まあしかし、あまりそのあたりこだわっても仕方がないので、洗車でも落ちない白い雨ジミのことをウォータースポット 又はイオンデポジットと言うと覚えておいてください。 また、クレーターとは、ウォータースポットやイオンデポジットがさらにひどくなり、塗装を侵食して雨ジミの形に凹んでしまったものを言います。

ウォータースポット・イオンデポジットはどうやってできるのか

さて、上記の私の好きな分類で言うと、ウォータースポットは汚れが原因です。 油脂系の汚れが紫外線により化学変化し劣化します。 その過程で、塗装表面のクリア―層から劣化をさせていくのです。

だから、劣化前に洗車をすればウォータースポットはできない訳です。 しかし、ウォータースポット、実は初期段階では見えません。
また、同じところにまた油脂系の汚れが残りやすいので、徐々にひどくなり見えるようになります。 さらには、その汚れ成分や紫外線の量、その他の要因によりウォータースポットの成長スピードは変化します。 結局、完璧に付着を防ぐことはできないのが現状です。

イオンデポジットは、ミネラル分、主にマグネシウムとカルシウムです。 水分中のミネラル分が、水分が蒸発してもボディー上に留まり、固着します。
これらも、ウォータースポットと同じく、一度付着し始めたら、同じところに貯まっていきます。 徐々に成長していくのですね。

塗装がへこんでクレーターになるとは?

ウォータースポットにしてもイオンデポジットにしても、徐々に成長します。
そして、紫外線により徐々に酸化反応をするのですが、その時に塗装までも一緒に酸化させてしまうのです。 酸化が進むと、まずはクリア―層が侵食され凹んでいきます。 この、最初の雨ジミの形に凹んでいるものをクレーターと呼びます。

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